2022年01月16日
Z世代への対応
あなたのビジネスにおいてZ世代が対象者であり、まだ対応をしていないのであれば、本日の記事を参考にしてください。
中田敦彦さんのYouTubeより抜粋
(一部海外の情報もあります)
・X世代…1965年~1976年
・Y世代…1977年~1995年
・Z世代…1996年~2012年 10歳~25歳生まれ
日本は、ジェネレーションZに対する意識が低い。
Z世代をリスペクト(尊敬、尊重、価値を認める)するマインドにチェンジできたら勝つ
Z世代の特徴
・55%以上が1日5時間以上スマホを見ている
・スマホが中心でキャッシュレスが基本
・パーソナライゼーション(個々人に最適化)してくれないサービスはダメだと認識
例:映画配信サービスNetflixは、Z世代に向けてサムネイルをパーソナライゼーションしている
・マス向けのサービスは今後、淘汰される
・社会正義への比重が非常に高い
・気候変動やダイバーシティへの価値観が古い企業は炎上する
・気候変動やダイバーシティへの価値観を曖昧にしている企業も淘汰される
・コアなニーズをZ世代から勝ち取る企業だけが生き残る
NIKEがZ世代だけに向けた※広告戦略
「何かを信じろ。例えそれが全てを犠牲にすることを意味しても」
2016年人種の不平等と警察の暴力に対して抗議を続けた49ersの元クォーターバック:コリン・キャパニック氏を起用した広告
※賛否両論の大きな反響があった。
ナイキの靴を燃やす人も出たがZ世代からは大きな支持を得た。
・社会正義を表明する(NIKEの事例)ことを信頼できると判断
・Z世代対応はスピード勝負だが、日本は少し遅れている。理由は、世界に比べZ世代が少ない
・品質や価格に非常に厳しい
forever 21の悲劇 安ければ買ってくれるとあなどっていた
関連記事参照 https://www.wwdjapan.com/articles/945638
・商品に対する情報も全部スマホで手に入れる
・テレビでたくさんCMしてたからでは信じない。そもそもCM見てない
・週刊誌が電車の中吊り広告を廃止(スマホを見る人が多く広告を見てない)
・欲しい商品をAmazon、YouTubeで直接検索→Amazonレビューを見る→実店舗にて実物を見る
→店舗で買わずAmazonで買う
お店に対して失礼って思うのがミレニアム世代より上
Z世代が何を一番信じているか
1、親や友人の紹介 シェアが当たり前の時代
パーソナライゼーションされた口コミのレビューをしっかり見る
2、信頼しているブランド
売上No1が全く響かない
3、SNSインフルエンサー
インフルエンサー信用度
1位:YouTube 2位:TikTok 3位:Instagram
・利潤以外の価値観を信用している
例:コスメブランド グロッシアー
使い方までパーソナライズしてケアする
・環境に優しい車を買いたい
・家に求めているのは立地などの利便性
特にIoTがどれだけ揃って便利な家か。
・スマホで便利に暮らせることを価値観におく
WiFiがない、遅いなどもってのほか
Z世代メディアプラットホームを使い分け
Instagram 何回も撮り直して投稿
Snapchat 普段の姿を投稿
Twitter 情報収集
YouTube 色んなものを学ぶ
彼らは、小さい時からテレビを見ないでYouTubeを見て学んでいる
以上。
時代の変化とは、人々の心の変化である。
このZ世代は、世界的にも人口が多く今後、非常に購買力もありマーケットの成長を考える上で経営者はしっかりと見つめていかないといけない。
日本の昭和期を過ごしてきた経営者にとって、年功序列などといった古き良き文化である。
これを良しとしている人にとっては、Z世代に対応が遅れ事業が失速する恐れも大いにあります。
彼らの特徴、生き方、価値観を知ることが大変重要なポイントとなります。
ここで思い出させるダーウィンの進化論
「最も強いものや賢いものが生残るのではない、唯一生き残るのは、変化に対応したものだけだ。」
変化に対応していきましょう。