2023年08月30日

若手育成問題を研修動画で解決に導く

建設会社やものづくり企業の未来を拓く上で研修動画で若手職人の育成をする。

8月17日、18日と静岡県にある建設会社にスマホジンバル講座と社内研修動画制作に行かせて頂きました。

この会社では、新人や職人に動画で技術研修を行いたいということでご依頼をいただきました。

私たちは、モノづくり中小企業様への動画サポートを専門にしていますので、事前の準備を整えながら、とても楽しみに行かせて頂きました。

さて日本は、地震や水害など自然災害の多い国。

なので建設業界では、技術の進化と変革が求められる分野の一つです。

しかし、いろいろな問題があると聞きます。

3Kと言われるきつい、汚い、危険というイメージがあり、入職者が減っている問題、長時間労働など今の若者の価値観には厳しい労働環境。

その中でも若手の育成も問題課題の1つです。

若手を育成する上で昭和時代のような「現場で見て覚えろ!」という職人的な育成方法では、離職の原因にもなります。

なので、今の時代や彼らに合わせたアプローチとして、研修動画を導入することで、若手職人の育成に大きな変化をもたらす可能性があると考えています。

 

1. マニュアルを動画化して理解を促進

マニュアルや手順書を静的なテキストや画像ではなく、動画として提供することで、作業手順や専門用語の理解が深まります。

動画ならではの視覚的なイメージングにより、作業の流れやコツをより直感的に理解することが可能です。特に、スマートフォンでいつでもアクセスできるため、必要な時に繰り返し学ぶことができます。

2. スマートフォンで手軽に動画制作

今や誰もが持つスマートフォンを活用すれば、動画制作が可能です。絵コンテの書き方や動画制作の基本を理解することで、必要な情報やテクニックを自社で動画にまとめることができます。これにより、専門的な知識や技術を持つ職人たちが、自身のノウハウを若手に伝える手段が広がります。

3. 撮影技術を活用したクオリティの向上

動画制作において、撮影技術の向上も重要です。スマートフォンとスマホジンバルを組み合わせることで、定点撮影と動きのある撮影を使い分けることができます。これにより、作業手順だけでなく、職人の技術やこだわり、動きなどをより詳細に伝えることができます。

4. 若手職人の成長を促進

若手が疑問や理解できない部分に直面した際に、動画を通じて即座に解決策を見つけることができます。マニュアルの作成方法や動画編集のスキルを習得すれば、自分自身で問題を解決する手助けができます。また、動画を通じて先輩職人たちのテクニックや工夫を学び、よりスキルアップを図ることができます。結果、仕事を楽しく取り組める若手が増えることに期待が持てます。

5. カスタマイズされた教材の創出

動画研修を導入することで、企業独自のマニュアルや手順を効果的に伝えることができます。オリジナルの動画教材を作成することで、企業の価値や専門性を強調し、ブランド価値の向上にも寄与するのではと考えます。

 

建設会社やものづくり企業が技術研修動画を制作し活用することで、今までの育成方法では不足していた柔軟さや効果的な教育が実現でき、若手職人の成長を促進し、技術やノウハウの受け継ぎを強化する道が開けると考えます。

頭で考えるだけでは前に進まなかった若手育成問題も思考チェンジとやり方を変えれば新たな道筋が見えると思います。

若手の彼らは、デジタルネイティブ人。

40代、50代、60代とは、「考え方、学び方、感じ方が違う人種」なのです。

年齢や育った環境などから生じる考え方の違いは、気合、根性では埋めれません。

なので、人材育成はもちろんのこと、

採用にもビジュアル化(動画・写真・現場見学)が必要と感じます。

知らないこと・経験したことがなければ、

言葉や文字で説明されても分かりづらいです。

彼らの学び方は、分からないことがあると直ぐにネットで検索して調べ、膨大な情報を取捨選択するスキルがあります。

その特性を利用して作った動画をYouTubeに限定公開や非公開で提供することで秘密も守りながら自社オリジナルのマニュアル動画を提供することができます。

小さい頃からYouTubeを見て育ってきているので動画で学ことに一切の抵抗はありません。

私たちは、動画を通してモノづくり中小企業のマニュアル動画を作るサポートをしております。

 

興味のある会社は気軽にご相談を