2023年10月15日

 若い人材を増やす方法

 

2022年秋ごろエンジニアの会社から「コンセプトの動画がないから作りたい」というご相談を頂きました。

そこでZoomを使って打合せをした中で「御社の強みは何ですか?」とお尋ねしたところ

あまりスッキリとした回答が得ることが出来ませんでした。

コンセプトを表現する上でも自社の強みを明確にすることは大事なことと思い「それならお取引をしているお客様にインタビューをし、強みを確認させていただけませんか」というご提案から三社にインタビュー撮影をさせて頂くことになりました。

その1つの会社が、精密な金属加工を得意とする工場でした。

ただ、その工場は、私が想像していた熟練の年配職人さんの工場ではなく、若い人(女性も含む)が働いている工場でした。

そこに何かヒントがないかと思いメインのインタビューを終えたので若い人が働く取り組みたいなものを聞いてみました。

 

 江川:この工場で働いている人ですが、若い人が多いと思うのですが?

 

乗務取締役:今、物づくりの世界で僕ら工場をやっていて、人材募集をしたいというとこに関して、なかなかこう若い人材が来てくれない。
なんですけど今、工場を見ていただいた中で、割と他の会社の方から見て頂く視点の中では「若い人が多いね」って言われるんですね。 

若い人が興味を持って働いてくれるような場所を作りたいなと思って工場改革をしてきたっていうとこあります。

例えば、データ化をしたりですとか、後は今、YouTubeですとかホームページとかInstagramですとか。

そういうところは僕が直接やってわけじゃないですけども若い人たちの発信でそういうところに情報をあげてくれてるんですね。

僕たちの年代はあまり動画やSNSを見てから会社に入るってことはしませんけど今は、まずはそこを見てそれから会社を見に行こうかと興味を持とうかという流れの ようなので、ある程度こう若い人たちの感性でそういう情報発信を任せています。

それを見て、また若い人たちが「ちょっとここなら工場だけどもやってみようか」

という風なとこに繋がってきてるんじゃないかなと。

 

江川:私も御社のYouTube動画を見させて頂きました。

 

乗務取締役:ちょっとつたない動画ではあるんですけども、若いみんなが動画をやってくれるので、僕も僕のできる範囲でスマホを片手に工場の中を撮ったりやってます。

やっぱり今の世代の人たちの技術が僕たち世代にも刺激になってるっていうとこあると思いますね。

また、僕らが動画を撮影すると、また若い人にも刺激になるという循環かなと思います。

 

以上です。

 

ここで大切に感じたことは、若い人たちの興味を持つ流れです。

乗務取締役も言われてた

「僕たちの年代はあまり動画やSNSを見てから会社に入るってことはしませんけど、今はまずはそこを見て、それから会社を見に行こうかと興味を持とうかという流れのようです」

 

ここにヒントがあると思います。

 

若い人や中途採用者が必要な場合、例えば若い人があなたのHPを見ても

・社長や働く社員の顔写真がない

・SNSがない

・ブログもない

・社員の趣味が分からない

・会社の価値観が分からない

・どんな人に働いてもらいたいか?

・働いて欲しい人にどんな情報なら興味を持ってもらえるか?

これらを明確にする対策をされてはいかがでしょうか。

 

時代が動くとは、【大衆の心の動き】であります。

今までやってないことをはじめる良いきっかけになれば幸いです。

 

忙しい中でも社内で動画内製化したい、YouTubeで情報発信したいという方は気軽にご相談ください。